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クリエイション・コア東大阪 北館 409号

ごあいさつ

宇宙開発協同組合SOHLAへようこそ

小型人工衛星「まいど1号」打上げ成功から 夢は再び宇宙へ!!
2002年12月、厳しい不況の中、”苦しい時こそ夢を持たなアカン!” と東大阪の製造業の経営者集団が立ち上がり、「中小企業の技術力を結集して人工衛星を打ち上げよう」と 東大阪宇宙開発協同組合(Astro Technology SOHLA)を設立いたしました。※現在の商号は「宇宙開発協同組合 SOHLA」

そして、実際に、2009年1月23日には、JAXAのH-IIAロケットの相乗りで種子島宇宙センターから 人工衛星「まいど1号」を打ち上げることに成功。同年10月まで続いたすべてのミッションを完遂させていただき、今では、国民の2人に1人が「人工衛星まいど1号」の名を知るほどになったと言われています。
元々、東大阪の製造業者の間で「歯ブラシからロケットまで、なんでも作れるんちゃうか」ということが実しやかに囁かれていましたが、
「それなら、ホンマにできるか試してみよう!」
の一言がきっかけで、みんなが本気で何かをやってみようと考えるようになったのが「宇宙開発協同組合SOHLA」の始まりです。

当時、日本は不況であることが、さも当たり前である様な時代。
製造業は、若者に最も嫌がられる仕事とされており、事業承継もままならず、技術も経験もある会社が閉めるしかない状況に追い込まれ、中小企業の経営者はみんな将来が見えておらず、暗い雰囲気の漂う中、
「宇宙開発やったら若者も興味を持ってくれるんちゃうか?」
という発想から、小型衛星の開発に挑戦してみようとなり、それが「小型人工衛星まいど1号」の打ち上げの実現となりました。

「まいど1号」の打ち上げに成功した後は、みんなで打ち上げる事ばかりに夢中になっていたツケがまわり、打ち上げ後の衛星運用の為の資金調達などまで考えが及んでおらず、すぐには資金の調達が思うように行かず、そこでもまた苦労がありましたが、やはり、厳しかった山登りも時が経つと「また登りたくなる」ということで、同じ過ちを繰り返さぬよう、そして、組合本来の理念の実現を目指して、更なる開発に向けてプロジェクトが発動しています。

「今度は月でロボットになんかさせたるねん!」
技術者たちの夢は無限です。
今後も、宇宙開発協同組合は会員企業一同、人類社会の発展に向け、組合員の結束を固め、邁進して参りますことをお約束します。
有志企業様のご参加、また、皆様のご支援、応援、心よりお待ちしております。

設立経緯

それぞれの出会いが無ければ、「SOHLA」は設立されなかったし、それぞれの出会いが無ければ、「小型衛星 まいど1号」の開発、打ち上げ、軌道上での実証実験の成功はあり得ませんでした。
たまたま時を同じくして、以下の様な出会いが偶然にも重なったことで「みんなの夢」が実現し得たのです。

出会い1 技術者の高齢化が進み、若者の製造業離れが進む中で、広くモノづくりに興味を持ってもらう狙いを持った大阪の製造業経営者集団。
出会い2 中小企業の支援をしようという制作を持っていた自民党 小泉元首相。
出会い3 宇宙から雷の観測をしたいと考えていた大阪大学(河崎先生)。
出会い4 「高度製造技術と革新的設計の融合による汎用小型衛星の研究開発」として、汎用小型衛星に搭載する機器の宇宙空間での先行実証と小型衛星開発/運用の基礎技術習得を実現する予定であった。
出会い5 研究開発成果を社会に還元することを通して、社会経済の発展に貢献するJAXAの宇宙技術支援など。
日本が超経済不況真っ只中の最中に、偶然にもそれぞれの断片としての出会いがきっかけで一つの大きなご縁が結び結ばれ、「まいど1号」の開発~打ち上げが実現することになったのです。

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