夢は再び宇宙へ!
「まいど1号」開発の宇宙技術をテコにものづくり界の意識を一新し、ものづくり維新を実現する
- 人命リスクの回避
- 宇宙空間での放射線などによる人体への影響を回避
- 人であれば膨大にかかる生命維持コストが不要
これらは、わかりやすい3つの例ですが「宇宙ロボット開発の実現」にはとてつもなく大きな意義があります。
有人宇宙活動は事故などによる直接の人命リスクと宇宙空間における遮断不可能な放射線の人体への影響の懸念、また、生命維持のためのコストが膨大であるようなこと、これらの事を回避するためにかかる費用は膨大で、NASAでさえ、常に予算的に厳しい状況であると言われていいます。
そのため、人ではなく、ロボットが宇宙に行き、人に代わって様々な作業や研究、実験などを行うことが出来る開発の実現は、世界に大きなメリットをもたらします。
宇宙ロボットの場合、地球に帰還できなくても、有効な活動を継続することができ、人に代わってあらゆる夢を託すことも可能となります。
更に、この技術を地上の応用として放射線に耐えうる原子力関連の作業用ロボットとしても開発されるとしたら、たくさんの不可能を可能にすることが出来ると考えています。
宇宙ロボット開発の目的
- 「日本の和ごころ」で日本人の優しさ、誠実さを世界にアピールすること
- 宇宙ロボットシステムの開発から宇宙ロボットの開発、打ち上げ、運用に至るすべての技術を取得すること
まいど1号の成功で、組合企業では宇宙ステーション搭載予定の雷観測装置開発の受注や、九州大学連合のSバンド無線用フィルタ設計の受注にも結びついており、少しずつではありますが、次のステップへの一歩として実績を上げています。
2010年、日本人宇宙飛行士「山崎」さんが国際宇宙ステーションへの物資輸送が成功し、宇宙でのミッションを終えて無事帰還しました。そのニュースを見た日本中は、宇宙への夢と情熱を益々膨らませるものとなりました。
そこで映し出されたロボットアームがカナダ製であることを知りました。産業用ロボットは、日本が世界に誇れる技術です。そのロボットアームが日本製では無いことに残念な思いがしました。
そこで、SOHLA は 2010年4月に、まいど1号の成果をロボット技術に活かし、2足歩行ロボットで月面に降り立ち、日本国旗を描き万歳をする。そして、置き去りにせず地球帰還を果たしてもらいたいと夢のようなことを考えて宇宙へ再び挑戦することにしました。